HTML/CSSを勉強してパソコンインストラクターとして働く30代女性の体験談

HTML/CSSができるのでパソコンインストラクターをしています。30代女性
WEBサイトを自分で作れたら楽しい!
昔、自分のWEBサイトを作ろうと思って、いろいろとソフトを使ってはいたのですがやっぱり思い通りにできずに悩んでいました。
そこで、かっこいいサイトはどんな風に作っているんだろう?といろいろ調べていくうちにHTMLとCSSという言語を使ったほうがよりシンプルにできることを知りました。
そして、パソコンがあれば何か準備しなくてもすぐに学べるということも知り、「だったらこっちで作ってみようか!」と一念発起しました。
そのとき30歳になる頃で、体調が思わしくなく、仕事をやめるかどうか悩んでいたときで、「もしこれを仕事で使えるなら勉強してみようか」ということも頭にありました。
*https://xn--9ckk2d5c4051a8fm.xyz/programmingschool.html/
最初は独学からスタート
Webクリエイター能力認定試験<初級>公式テキスト(FOM出版)などの書籍や、インターネットのHTMLクイックリファレンスなどのサイト、あとは当時フリーでWEB制作を行っていた友人に聞くようにしていました。
ただ、フリーでたくさんの案件を抱えていたので月に1回くらいしか聞くことができず、結局ほとんどはテキストやネットからの独学がメインでした。あとは気になったサイトのHTMLソースを解読する作業もやっていました。
失敗しながら実践で勉強
その時はHTMLやCSSが何なのかまったくわからなかったので、とにかくテキストに書いてあるコードをそのまま入力して、ブラウザーで表示をチェックする。
うまくいかなかったらまたコードを見直して…の繰り返しでした。ときには、ぜんぜん表示が変わらないのにコードのどこが間違っているのかぜんぜんわからなくなって、30分以上パソコンの画面と向き合っていたこともありました。
でも、その間違いをみつけて修正し表示がちゃんと変わったとき、自分の中で小さくガッツポーズをしたのを今でも覚えています。
1回目はそのまま入力するだけでしたが、2回目は「自分だったらこういうレイアウトにするかな」と少しアレンジを加えてみたりすることで、少しずつ自分ができる気分になっていくと、モチベーションが上がりいろいろと試してみようという気持ちになれました。
プログラミング言語は常に変化している
今ではどうということはないのですが、まず、HTMLやCSSなどの言語はつねに変わり続けるということをよく理解できていなかったので、本に書いてあることとネットで調べたことでまったく違うことが書いてあったりして、「どっちが正しいんだろう?」と悩むことがしばしばありました。
また、いろいろなコードを見ていく中で、「これってどういう仕組みで動いているんだろう?」と思っても、内容が複雑すぎてまったく理解できず、自信をなくしそうになることが何度もありました。
ですので、まずは背伸びせずに目の前の課題を1つずつクリアしていくことが大事だと思いました。
パソコンインストラクター就職
その当時はぜんぜんイメージしていなかったのですが、HTMLやCSSを学ぶことが、自分に少しずつWEB関連の仕事に興味を持つきっかけを与えてくれました。
そこからJavaScriptなどにも手を広げていき、「いずれはWEB業界で働くことができればいいな」なんてふんわりとしたイメージを持つようになったのですが、自分の年代からすると少し覚えるのが遅かったようにも感じていました。
そんなとき、「HTML/CSSの知識がある方」というインストラクターの求人を見つけ、応募したところ採用されることになり、現在もインストラクターとして勤務しています。
WEB制作という仕事ではありませんが、WEBに関わる仕事ができるという点では、学習してよかったと思っています。
プログラミングは難しくない!
プログラミングというと少し難しそうなイメージですが、「コンピューターに命令を伝える」というように考えると、私たちがふだんから行っている「相手にどうやって伝えるか」ということとさほど変わらないのではないでしょうか。
そして、プログラムの書き方には「必ずこうでないといけない」というものはないと思います。
コンピューターがきちんとその命令を理解できれば、まずは合格だと考えてください。
上手な書き方というのは確かにありますが、「きちんと伝える」ことがまず大事ですし、そこから次のステップに進んでいけばいいのではないでしょうか。